マジキャリの料金は?全額返金保証の条件と途中解約を申し込む前に確認する
マジキャリ(アクシス株式会社)の3コースの料金と入会金、分割払いの条件を公式情報から整理。「全額返金保証付き」の実際の条件(期限・手続き・事務手数料)と、途中解約の扱いを特定商取引法の表示で確認します。
この記事は受講・利用の体験談ではなく、公式情報と公開情報をもとに申し込み前の確認用に整理したものです。 料金・契約条件は変わることがあるため、最新情報は必ず公式サイトで確認してください。
キャリアに迷っていて、有料のコーチングを受けてみようか考えている。ただ、料金を見て手が止まった――マジキャリの費用は、60万円台から120万円近くまでの幅があります。
形のあるモノを買うわけではないので、「合わなかったとき、引き返せるのか」が気になりますよね。公式サイトには「全額返金保証付き」とありますが、その条件までは、ぱっと見ただけでは分かりません。
この記事では、料金の総額と、返金保証が実際にどういう条件なのかを、公式の特定商取引法に基づく表示から確認していきます。結論から言えば、返金を受けられる期間は限られています。そこを知ったうえで申し込むかどうかを決められるように、順番に整理していきましょう。
以下は、2026年8月14日時点の公式情報(トップページ・特定商取引法に基づく表示・よくある質問)で確認できた内容です。
ここで扱うのは、アクシス株式会社が運営する有料のキャリアコーチング「マジキャリ」です。転職支援に強みがあるサービスですが、公式に「求人を紹介することはありません」と明記されています。転職エージェントとは役割が違う点に注意してください。
また、同じ有料キャリアコーチングのポジウィルキャリア(ポジウィル株式会社)とは別会社・別サービスです。しかもコース名が2つ重複しています(キャリアデザイン/キャリア実現)。調べるときに混ざりやすいので、どちらの話なのかを意識してください。
料金は3コース。入会金が別に必要
公式サイトに掲載されている料金は、次のとおりです。
| コース | サポート期間 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| キャリアデザインコース | 90日間 | 594,000円 |
| キャリア実現コース | 140日間 | 880,000円 |
| 安心転職コース | 250日間 | 1,180,000円 |
これとは別に、入会金55,000円(税込)がかかります。運営会社が出している公式の料金解説記事でも、上記のコース料金は「入会金を除く」金額だと明記されています。
つまり実際に支払う総額は、キャリアデザインコースで649,000円、キャリア実現コースで935,000円、安心転職コースで1,235,000円です。コース料金だけを見て判断すると、5万5千円ぶん少なく見積もることになるので気をつけてください。
ポジウィルキャリアとの違い
同じ有料キャリアコーチングで比較されやすいので、並べておきます。
| マジキャリ | ポジウィルキャリア | |
|---|---|---|
| 運営会社 | アクシス株式会社 | ポジウィル株式会社 |
| コース | 90日/140日/250日 | 3ヶ月/4ヶ月/6ヶ月 |
| 料金(税込) | 594,000/880,000/1,180,000円 | 539,000/767,800/1,133,000円 |
| 入会金(税込) | 55,000円 | 55,000円 |
金額の水準は近いですが、返金や解約の条件はそれぞれ違います。ポジウィルキャリアの解約・返金条件はポジウィルキャリアの記事で別に整理しているので、比較検討している方はあわせて確認してください。
分割払いにする場合
支払方法は、銀行振込・クレジットカード・ショッピングクレジットです。分割払いは、提携先のローンまたはクレジットカードを使う形になります。
公式サイトの分割シミュレーターでは、12回から60回までの回数が選べるようになっています。そこに表示されている実質年率は10.8%です。
ただし、ここは注意が必要です。公式に「※適用金利は、お客様により異なります」「※ローンをご希望の場合、初回のお支払い金額は異なります」と注記があります。シミュレーターの数字が、そのまま自分に適用されるわけではありません。
また、商品代金以外に銀行振込手数料と分割支払手数料が必要と特商法に明記されています。分割にすると総額は一括より増えるので、自分の場合の回数・金利・支払総額は、無料相談で必ず確認しておきましょう。
「全額返金保証付き」の実際の条件
ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。
公式トップには「全額返金保証付き」「当社が定める所定の条件を満たしている場合、全額返金させていただきます」とあります。その「所定の条件」は、特定商取引法に基づく表示に書かれています。
期限:始まった直後まで
「(i)入金日から起算して14日以内、 もしくは本サービスの初回セッション日当日の23時59分までに本サービスで利用するチャットツール又は電子メールにて退会の旨を送付し、(ii)契約担当者との面談を実施した場合に限り、利用者が本サービスに関して支払った利用料金等について、全額返金(※)いたします。」
期限は、入金日から14日以内か、初回セッション日当日の23時59分までです。
そして、期限内であれば自動的に返ってくるわけではありません。①チャットまたはメールで退会の旨を送ることと、②契約担当者との面談を実施することの、両方が必要とされています。
期限を過ぎたら
「前条に定める期間の経過後、かつ初回セッション当日の24時00分以降は理由を問わず返金しないものとします。」
期限後については、このように定められています。
「全額」から差し引かれるもの
もう1点、見落としやすいところです。
「返金時にかかる事務手数料は利用者負担とし、事務手数料を差し引いた金額を返金します。なお、事務手数料は税抜25,000円とします。」
返金の条件を満たした場合でも、事務手数料(税抜25,000円)は自己負担になります。あわせて、PayPal決済手数料などの決済にかかった手数料も控除されると記載されています。
つまり「全額返金保証付き」という言葉と、実際に手元に戻る金額には差があります。また、登録と退会を繰り返す行為など、会社が返金を不適当と認めた場合には返金を断ることができる、との記載もあります。
なお、運営会社の公式記事には「本契約から8日まで」という別の期限表記も見られます。契約条件を直接示しているのは特定商取引法に基づく表示のほうなので、この記事ではそちらを基準にしていますが、実際に契約する際は契約書面に書かれた期限を必ず確認してください。
まとめると
返金を受けられる窓は、実質的に「始まる前後」に限られます。
これを「厳しい」と見るか「条件が明記されていて分かりやすい」と見るかは、人によって変わるはずです。大切なのは、申し込む時点でこの条件を知っているかどうか。期限を過ぎてから合わないと感じた場合、この制度は使えません。
途中でやめたいときはどうなるか
返金の期限を過ぎたあと、途中で解約したい場合はどうなるのでしょうか。
公式のよくある質問には、こうあります。
「Q4:途中解約は可能ですか? → A4:可能です。途中解約の詳しい条件は利用規約をお読みください。」
途中解約そのものは可能、と案内されています。では利用規約を読もう、となるのですが――その本文を、申し込み前に読める状態では確認できませんでした。
サイトのフッター、特定商取引法のページ、よくある質問には規約へのリンクがありません。会員ログイン画面には「利用規約」のリンクがありますが、そのリンク先のページが見つかりませんでした(404)(2026年8月14日時点で確認)。特商法の返金規定も「ユーザーが前条に基づき退会した場合」と規約を参照する書き方になっており、参照先を申し込み前に読めない状態です。
ここで、混同しやすい2つを整理しておきます。
- 返金の期限を過ぎたあとについては、特商法に「理由を問わず返金しない」と書かれています。これは、先ほどの全額返金制度が使えなくなるという意味です。
- 一方で、途中解約できるかどうかは別の話で、よくある質問では「可能」とされています。
では、期限を過ぎたあとに途中解約した場合、受講していない分がどう扱われるのか(精算されるのか、違約金があるのか)。ここは公式の公開情報からは確認できませんでした。規約本文が読めないためです。
「返金されない」と書かれているからといって、途中解約時の扱いがすべて決まるわけではありません。かといって、戻ってくると期待できる根拠もありません。推測で判断せず、無料相談のときに「利用規約を確認したい」と伝えて、自分の目で内容を確かめてください。数十万円の契約で、確認しておきたい部分です。
何をしてくれるサービスなのか
料金と返金の話が続いたので、中身も整理しておきます。
いちばん誤解されやすいのは、求人紹介はないという点です。公式に「転職支援に強みを持っていますが、求人を紹介することはありません」と明記されています。自己分析やキャリア設計を一緒に進めるサービスで、求人を紹介してもらう転職エージェントとは役割が違います。
公式で確認できたのは、次のような内容です。
- カリキュラムは「基本的にお客様によってカスタマイズ」される
- コーチは、特性や悩みに合わせて会社側が選定する(自分で指名する形ではありません)
- 面談はオンラインで完結し、全国から利用できる
- サービス期間の起算は、専属コーチと初めて面談した日から
- 期間の延長は可能。ただし費用についての記載は見当たりませんでした
もう1つ、併用に関する注意があります。他社の転職エージェントと並行して使うことはできますが、同じアクシス株式会社が運営するエージェントサービスとの並行利用はできないとされています。
申し込みを受け付けてもらえない場合がある
公式が案内している条件が2か所にあり、内容が少し違います。両方を確認しておきましょう。
よくある質問には、こう書かれています。
- 就業経験がない方は、サービスの対象外
- 精神疾患の可能性がある方については、医師の診断結果がない場合、初回無料面談とサービスの利用を断ることもある
一方、実際の無料相談の申込フォームには、より具体的な受付条件が書かれています。
「現在、うつ病のため精神科・心療内科等に通院している」 「現在、抗うつ剤を服薬している」
フォームでは、このどちらかに当てはまる場合は無料面談をお断りしていると明記されています。理由は「サービス提供上、安全性を考慮してのご質問」と説明されています。
つまり、よくある質問の書き方(診断結果がない場合に断ることもある)と、申込フォームの書き方(通院中・服薬中は無料面談をお断りする)は、同じではありません。申し込みを検討している段階で読むべきなのは、実際に入力するフォームの条件のほうです。
判断に迷う場合は、自己判断せず、申し込み前に問い合わせて確認するのが確実です。
年齢についても、公式内で案内に差がある
年齢は、3か所で書かれ方が違います。
- 無料相談の申込フォーム:年齢の選択肢は18歳から49歳までで、50歳以上の選択肢はありません。ただし、年齢を条件として明記する文はありません
- 運営会社の公式記事:「マジキャリは20代・30代に特化したキャリアコーチングサービスです。そのため、40代以上の場合は無料相談を断られることがあります」と書かれています
- よくある質問:年齢に関する条件の記載は見当たりません
このように、「何歳まで利用できる」と一本化された案内はありません。40歳以上で検討している場合は、申し込む前に受付の対象になるかを問い合わせて確認しておくと、手戻りを防げます。
無料相談の流れと、当日聞いておきたいこと
申し込み前に、初回無料相談があります。
導線は、公式サイトの「初回の無料相談はこちら」から申込フォームに進んで質問に回答し、そのうえでLINEに進んで日程を調整するという流れです。途中でLINEの登録が必要になるので、知っておくと戸惑いません。
当日の流れは、アイスブレイクと自己紹介、サービス説明、相談内容のヒアリング、フィードバック、質問・懸念の解消、と案内されています。所要時間は、運営会社の公式記事では「原則60分」と書かれている箇所と「60〜90分」と書かれている箇所があり、表記に幅があります。公式サイトのトップページには記載がないため、時間に余裕をみておくと安心です。
公式サイトだけでは分からなかった点があるので、無料相談で確認しておきましょう。
- 返金の期限を過ぎたあとに途中解約した場合、受講していない分はどう扱われるのか(精算の有無・違約金の有無)
- 利用規約の本文はどこで読めるのか(申し込み前に確認したい)
- 返金の条件にある「契約担当者との面談」とは、具体的に何を指すのか
- 返金期限の起算日は、自分の場合いつになるのか(入金日と初回セッション日)
- 自分の場合、分割は何回で、金利は何%で、支払総額はいくらになるのか
- 期間を延長する場合、追加費用はかかるのか
- (40歳以上の場合)無料相談と有料サービスの受付対象になるのか
向いている人・慎重に確認した方がよい人
向いている可能性がある人
- 求人紹介ではなく、自分が何をしたいのかを整理したい人
- 自己分析やキャリア設計に、お金と時間をかける価値を感じている人
- 返金制度を使う可能性があるなら、入金日と初回セッション日を基準に期限を管理できる人
慎重に確認した方がよい人
- 「合わなければ返金してもらえる」と考えている人(返金の窓は始まる前後に限られ、事務手数料も差し引かれます)
- 求人を紹介してほしい人(このサービスでは紹介はありません)
- 分割の総額を把握しないまま、月額の表示だけで判断しようとしている人
どちらに当てはまっても、それだけで決まるわけではありません。総額と返金条件を把握したうえで、無料相談で残りの疑問を解消してから決める――この順番なら、納得して選べます。
「怪しくないか」が気になるとき
高額なうえ形のないサービスなので、不安に感じるのは自然なことです。
判断材料としては、事業者情報が公表されている点が挙げられます。アクシス株式会社(代表取締役 末永雄大/東京都港区六本木/電話番号あり/厚生労働大臣許可番号 13-ユ-305674)が特定商取引法に基づく表示に記載されています。返金の期限・手続き・事務手数料といった条件も、具体的に明記されています。
一方で、中途解約の詳細を定めた利用規約の本文は、申し込み前に読める状態では確認できませんでした(会員ログイン画面にリンクはあるものの、その先のページが見つかりませんでした)。条件が書かれている部分と、確認できない部分がある、というのが現状です。
なお、公式サイトには実績を示す数値も掲載されていますが、対象期間や算出方法の注記があるものも含まれます。数値だけを見て判断せず、自分にとっての条件(総額・返金・期間)で判断するほうが確実です。
申し込み前のチェックリスト
- 検討しているコースの料金に、入会金55,000円を足した総額を把握したか
- 返金の期限(入金日から14日以内、または初回セッション日当日23時59分まで)を理解したか
- 返金には退会の申し出と契約担当者との面談の両方が必要だと理解したか
- 返金される場合も事務手数料(税抜25,000円)と決済手数料が引かれると理解したか
- 期限後の解約について、利用規約を確認する予定を立てたか
- 求人紹介はないサービスだと理解したか
- 分割にする場合、自分の回数・金利・支払総額を確認したか
まとめ:返金の窓は「始まる前後」。総額と条件を把握してから決める
マジキャリは、アクシス株式会社が運営する有料のキャリアコーチングです。料金は3コースあり、コース料金に入会金55,000円(税込)が加わって、総額は649,000円から1,235,000円になります。
申し込み前に押さえておきたいのは、「全額返金保証付き」の実際の条件です。入金日から14日以内、もしくは初回セッション日当日23時59分までという期限があり、退会の申し出と契約担当者との面談の両方が必要で、事務手数料(税抜25,000円)は自己負担。期限後は理由を問わず返金しない、と定められています。
そして、途中解約の詳しい条件が書かれているはずの利用規約は、申し込み前に読める状態では確認できませんでした。途中解約自体は可能とされていますが、期限後に解約した場合の精算までは公開情報から読み取れません。ここは無料相談で直接確認してください。
金額が大きいぶん、始める前に条件を把握しておくことが何より大切です。総額と返金の条件を確認し、残った疑問を無料相談でぶつける。その順番なら、納得したうえで判断できます。
確認に使った公式情報(2026年8月14日時点)
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