スタディングは返金できる?|買う前に知っておきたいキャンセル不可の範囲と、無料講座で確かめること
スタディングの講座は、購入後は原則キャンセル・返金ができず、クーリングオフも適用されません。合格や退会でも返金されない点、ローンとカード分割の違い、無料講座で確かめておきたいことを公式の規約とFAQで整理しました。
この記事は受講・利用の体験談ではなく、公式情報と公開情報をもとに申し込み前の確認用に整理したものです。 料金・契約条件は変わることがあるため、最新情報は必ず公式サイトで確認してください。
「1万円台から始められるなら、とりあえず買ってみようかな」——スタディングを調べているうちに、ふと「もし合わなかったら、お金は戻ってくるの?」が気になった人も多いのではないでしょうか。
先にお伝えすると、スタディングの講座は購入後は原則としてキャンセル・返金ができず、クーリングオフも適用されません。合格した場合や、受講期限の前に退会した場合も返金はありません。
その代わり、買う前に初回講座を無料で試せる仕組みがあります。だからこそ、「返金できない前提で、何を確かめてから買うか」を先に決めておくのが近道なんです。
そこで、2026年10月5日時点の公式サイト(studying.jp)の法律に基づく表示、利用規約、よくある質問、支払い方法のページで確認できた内容を、買う前に見ておきたい順に整理していきますね。
ここで扱うのは、KIYOラーニング株式会社のオンライン資格講座「スタディング(STUDYing)」です。講座は資格ごとに分かれていますが、返金・キャンセルや支払い方法のルールは、サービス共通のものを中心に見ていきます。
先に結論:購入後は原則返金なし、クーリングオフも対象外
いちばん気になる「買ったあとに返金してもらえるのか」から見ていきましょう。
公式の法律に基づく表示と利用規約では、オンライン講座は原則としてキャンセル・返品・返金ができないとされています。利用規約には、クーリングオフ制度は適用されないことも明記されています。
例外として返金されるのは、講座に不具合(瑕疵)があり、スタディング側で交換や修正ができず、利用者に責任がない場合です。この場合は、契約成立後8日以内に連絡すれば返金の対象になります。
返金されるケース・されないケース
公式の規約・FAQで確認できた範囲を、ケースごとに並べるとこうなります。
| ケース | 扱い | 出所 |
|---|---|---|
| 講座に不具合があり、交換・修正ができない(利用者に責任なし) | 契約成立後8日以内の連絡で返金 | 法律に基づく表示・利用規約 |
| 冊子の破損・落丁 | 到着後14日以内の連絡で交換(15日以上経過・書き込みや汚れがある場合は不可) | よくある質問 |
| 自分の都合でやめたい・使わなかった | 返金なし | 法律に基づく表示・利用規約 |
| 受講期限の前に退会した | 返金なし | よくある質問(退会) |
| 試験に合格した | 返金なし(合格お祝い制度は別にある・後述) | 利用規約・よくある質問 |
| Q&Aサービスのチケット | 返金不可 | 利用規約 |
つまり、返金されるのは「講座そのものに問題があって使えない」ときに限られます。「思っていたのと違った」「忙しくて手をつけられなかった」は、返金の理由になりません。
1万円台の講座でも、払ったお金は戻らない前提で考えておく必要があるんです。
だからこそ、買う前に無料講座で中身を見て、自分に合うかを確かめておく——ここがいちばん大事なポイントになります。
退会(解約)するとどうなるか
「もう使わないから、退会すれば少しは戻るのでは」と考える人もいるかもしれません。
よくある質問によると、受講期限まで使わずに自分の都合で退会する場合も、原則としてキャンセル・返金はありません。
返金はなく、学習データも消える
退会すると、スタディングのサービス・講座はすべて使えなくなります。学習履歴や演習問題の成績、マイノートなどのデータもすべて削除され、元に戻せません。
さらに、退会すると「更新版」(前年版などを買った人向けの割引価格の講座)を買う対象から外れます。
翌年も受験する可能性があるなら、ここは見落としやすいところです。
有料講座を買った人は問い合わせで連絡
無料会員はマイページから退会できますが、有料講座を買った人は、お問い合わせフォームから退会希望を連絡する形です。
退会しても返金はないので、「お金を取り戻すための退会」にはなりません。受講期限が残っているなら急いで退会せず、翌年の受験や更新版の可能性も含めて考えてから決めても遅くないでしょう。
分割で買う場合の違い
まとまった金額の講座を、分割で買おうと考えている人もいると思います。
スタディングの「分割」には2種類あり、ローンとカード分割では、途中でやめたときの扱いが違います。ここは分けて見ておきましょう。
ローン(ジャックス):途中解約時の返金規定がある
スタディングのローン(分割払い)は、信販会社ジャックスとの契約による支払い方法です。公式の条件は次のとおりです。
- 1回の購入金額が税抜4万円以上、月々の返済額が3千円以上
- 支払い回数は1〜36回(月3千円以上になる範囲)
- 信販会社の審査あり。18歳未満・高校生は利用不可、20歳未満は親権者の同意が必要
- 初回の引き落としは、審査通過・決済確定の翌々月27日
利用規約では、ローンで支払っている場合、毎月の最終営業日までに申し出れば、解約に合意した月の翌月以降の受講料が返金されると定められています。
解約した月の分は返金されず、発送済みの教材代は返金額から差し引かれます。
よくある質問では、ジャックスのローン利用者の途中キャンセルは「別途対応」とされています。実際の手続きや返金額は、申し出たときに個別に案内される形です。
カード分割:途中解約の対象外
一方、クレジットカードの分割払いは、よくある質問で途中キャンセルの対象外とされています。
カード分割は、あくまで「カード会社への支払い方を分けているだけ」と考えると分かりやすいでしょう。
「分割だから、途中でやめれば残りは払わなくていいはず」と思っていると、ここでズレが起きます。途中でやめる可能性が少しでもあるなら、ローンとカード分割のどちらにするかは、買う前に決めておきたいところです。
手数料は回数で変わる
ローンの手数料は、支払い回数で変わります。公式のローンページにはシミュレーションがあるので、回数を決める前に分割の総額を見ておくと安心です。
カード分割の手数料は、カード会社や契約内容によって異なります。
買う前に無料講座で確かめること
返金できない前提だからこそ、買う前にできることが大事になってきます。
無料講座はカード登録なし・自動で有料にならない
公式の講座ページによると、無料登録をすると初回講座を無料で試せます。登録時にクレジットカードは不要で、自動で契約・更新されることもありません。
「無料体験のつもりが、気づいたら有料に切り替わっていた…」という心配をしなくてよいのは、試しやすいところです。
何を見ておくか
無料講座では、次のような点を自分の生活に当てはめて見ておくと、買ったあとの「思っていたのと違った…」を減らしやすいでしょう。
- 動画の長さや話し方が、自分に合っているか
- スマホで問題演習をしてみて、続けやすそうか
- 通勤時間やすきま時間など、実際に勉強する時間帯に使えそうか
返金がない以上、ここで「合わない」と分かったなら、それも大事な判断材料です。無理に買わず、ほかの学び方と比べてから決めて大丈夫です。
価格・割引で迷うポイント
無料講座で「これなら続けられそう」と思えたら、次は価格と割引です。ここにも、買ってから気づきやすいポイントがあります。
価格は講座・コース・冊子の有無で違う
スタディングの価格は、講座ごと、さらにコースや冊子の有無で変わります。たとえば宅建士講座(2026+2027年度合格目標)は、2026年10月5日時点の公式価格ページで次のとおりです(税込)。
| コース | ペーパーレス版 | 冊子付版 |
|---|---|---|
| ミニマム | 14,960円 | — |
| スタンダード | 19,800円 | 24,800円 |
| コンプリート | 24,800円 | 29,800円 |
これはあくまで一例です。ほかの講座の価格は、それぞれの講座ページで確認しておきましょう。
冊子付きを選ぶと価格が上がり、届いたあとの返品・交換も「破損・落丁で14日以内」に限られます。
紙の教材が本当に必要かは、無料講座でスマホやPCでの見やすさを試してから決めると、ムダが出にくいでしょう。
受講期限は講座ごと
購入した講座は、講座ごとに決められた受講期限まで使えます。期限が過ぎると見られなくなります。
受験日より前に期限が切れてしまうと、直前期に使えないことになりかねません。自分の講座の受講期限が受験予定日までカバーしているかは、講座ページで先に見ておきたいポイントです。
なお、翌年も受験する人向けには、前年版などの購入者が割引価格で最新版を買える「更新版」があります。ただし、更新版を買っても前年版の受講期限は延びません。
クーポンは併用できない
無料登録をするとクーポンがもらえます。ただ、割引率や有効期限は時期によって変わり、公式サイト内でも表示が分かれているので、最新の内容は登録時の案内で確かめてください。
注意したいのは、クーポン同士は併用できないことです。スタディングアプリ内での購入ではクーポンが使えず、WEBサイトから購入する必要があります。注文完了時点で期限が切れているクーポンも無効です。
学割(学生認証で全講座20%OFFとの表示)や更新版の割引価格など、割引の種類はいくつかあります。
手元にある割引のうち、どれを使うのがいちばん安いかを先に比べておくと、「両方使えると思っていた…」とならずにすみます。
合格お祝い制度は返金とは別物
スタディングには、講座ごとに「合格お祝い制度」があります。対象コースを受講して合格し、アンケートと合格体験談を書くと、デジタルギフトがもらえる仕組みです。
ただし、内容や金額は講座ごとに違い、法人申込で受講した場合は対象外です。
これは返金ではなく、条件を満たした人へのお祝いという位置づけです。「合格すれば一部戻ってくる」と考えて予算を組むより、対象かどうかや金額を、自分の講座のお祝い制度のページで先に見ておくと確実です。
購入前チェックリスト
無料講座を試したら、買う前に次の点を振り返ってみてください。
- 無料講座で、動画と問題演習を実際に試した
- 自分の講座の受講期限が、受験予定日までカバーしているか見た
- 冊子付きが本当に必要か考えた
- クーポン・更新版・学割などのうち、どれを使うか決めた
- ローンかカード分割か、途中でやめた場合の違いを把握した
- 「合格しても・退会しても返金はない」前提で決めた
まとめ:返金できない前提で、無料講座で確かめてから決める
スタディングの講座は、購入後は原則としてキャンセル・返金ができず、クーリングオフも適用されません。
返金されるのは、講座に不具合があって交換・修正できない場合(契約成立後8日以内)に限られます。合格した場合や、受講期限前に退会した場合も返金はありません。
分割で買うなら、ローンには途中解約時に翌月以降の受講料が返金される規定がありますが、カード分割は対象外です。価格・受講期限・お祝い制度は講座ごとに違い、クーポンは併用できません。
その代わり、初回講座はカード登録なしで無料で試せて、自動で有料になることもありません。
急いで買う必要はありません。無料講座で「これなら続けられる」と思えてから買う——それが、返金できない講座と上手に付き合ういちばんの方法です。
確認に使った公式情報(2026年10月5日時点)
- 法律に基づく表示:studying.jp/list.html
- 利用規約(最終改定2025年3月19日):member.studying.jp/contract.html
- よくある質問(合格後のお祝い制度):studying.jp/faq/paid_courses/common/faq272.html
- よくある質問(キャンセル・返金・退会ほか):faq.studying.jp
- 購入方法:studying.jp/purchase.html
- ローン(分割払い):studying.jp/loan/
- クーポン:studying.jp/coupon/
- 宅建士講座 価格ページ:studying.jp/takken/price.html
- 無料登録・無料講座:studying.jp/trial.html